ケイヂ板

　ば、馬鹿な！？　今日で8月が終わるだと！？
　8月も終わるというのに、なんだこの残暑は。
　というわけで、暑いときには怖い話に限ります。
　高校のときに現代文の教師が怖い話をしてくれたんですが、その内容をメモった文章が見つかったので、載せていこうと思います。

　以下、当時の文章のまま。

現代国語の教師の無駄話から引用

　道の両横が田んぼの薄暗い夜道を歩いていた。
　すると突如、肩を何者かに叩かれた。
　誰かと思って振り向くと、誰もいない。
　不思議に思ったが、再びき出した。
　すると、また肩を叩かれた。
　気持ち悪いので振り向かず、そのまま家へ帰った。

　ちょっとオチにがっかりです。

　2つ目。

　仕事が遅くなって、校内には自分以外だれもいなくなってしまった。
　最後の人は事務室に行ってセキリュティー関連のスイッチを押さなければならない。そうしないと校内に何者かが侵入しても警備会社が来ない。
　さっさとスイッチを押して帰ろうとしたところ、電話が鳴った。
　内線だった。
　内線と言うことは、校内にまだ誰かいるのか。そう思い、受話器をとった。
　しかし、うんともすんとも言わない。
　不思議に思ったが、受話器を置きそのまま帰ろうとした。
　すると、また電話が鳴った。
　気持ち悪いので、そのまま帰った。
　ただ、この日教師は全員帰っていたことは間違いない。
　なぜならその後、校内から出ようとすると、警備会社が駆けつけることになっている。まあ、がんばれば避けれるかもしれないが。
　その学校は池を埋め立ててつくったらしい。その池が何かいわくつきのものだったかはわからないが。
　ただ、体育館の横によく、白い何かが通ったらしい。

次回予告

　合宿先で次々と怪現象に襲われる1年生達
　それは肉体の限界を超えた恐ろしい現象だった。
　1年生は謝り、全員で目が血走るほどの練習をする訳とは……？
　次回　現国の怖い話　後編　　お楽しみに！！

　以上、当時の文章をそのまま掲載。